仏滅とは|仏滅の意味/解釈はたくさんあるが本当の意味は?
仏滅はカレンダーの中にある凶日ということは何となく知っていると思います。
結婚式と言った大事な日に仏滅の日は縁起が悪いとか、日々の様々なタイミングで仏滅は縁起が悪いと言われますが、一方でネットやテレビで
「仏滅は実は良い日」とか「仏滅でも午後から大安」と言った解釈を見聞きすると思います。
今回は、「仏滅」の由来や歴史、暦の考え方から仏滅の日の意味をご紹介し、様々な事柄で仏滅は縁起がいいのか悪いのかを解説いたします。
仏滅の意味
まず、仏滅の日について、暦の本や広辞苑と言った辞書でどのように定義されているか見てみましょう。
凶日とされ、祝事、祭事など大事には用いず
出典:歓喜宝暦 神霊館 榎本書店
勝負なしの日
俗信で、万事に凶である悪日とし、婚礼などを忌む
出典:広辞苑 第七版
どちらも簡素にまとめていますので、補足を入れ簡単にまとめると、
仏滅は
- 一日中凶であるとされる
- 万事に凶であり、特に結婚式と言ったお祝い事はしないのがよい
このように言われ、特に物事を行わず、静かに過ごすのが最も良いとされています。
仏滅という漢字表記は、「仏も滅びる大凶日」という意味から当てられていて、古くから凶日として知られてきました。
しかし、この仏滅という漢字表記は、仏滅の歴史の中ではかなり最近できたものであり、本来は別の漢字表記でした。
さらに、仏滅に限らず、六曜という暦注はその由来となった中国の吉凶占いが日本に渡ってきてどんどんと変化していった物なのです。
仏滅の意味はどんな歴史から生まれたのか、詳しく見ていきましょう。
仏滅とはそもそもどんな由来・歴史を持つのか
仏滅の意味は、言ってしまえば迷信ともいえますし、科学的根拠があるものではありません。
さらに先ほども記述した通り、本来の意味からは少しずつ変化してきています。
仏滅を理解するためにもその由来をご紹介します。
仏滅など六曜の由来
仏滅を含む、六曜という暦注は中国の六壬時課または小六壬と呼ばれる時刻の吉凶を占うものが由来となります。
これらが室町時代に日本に輸入され、陰陽道の考えと混同していきます。
江戸時代に民衆に広がっていき、様々な解釈が追加され現在の六曜に変化して行くことになります。
江戸時代の暦ではすでに六曜は利用されているのが見られます。
仏滅など六曜に大きな影響をもたらした陰陽道についてはこちらで詳しく解説しています。
陰陽道とは|神社/神道や仏教との関係・陰陽師や暦の歴史をご紹介
仏滅は「空亡/虚亡」→「物滅」という字を経て今の表記に
元々、仏滅は中国から輸入されたときは、「空亡/虚亡」と表記されていて「仏が滅びる大凶日」という考えはありませんでした。
仏滅に限らず、六曜の先勝や先負、友引、赤口等も本来の漢字表記から、時代を経るにつれ、別表記になっていきます。
昔の暦の中では仏滅は「物滅」と表記されていました。
つまり、六曜という暦注は何千年という歴史のある暦の中でも比較的新しい概念であり、その解釈も時代を経るにつれて変化してきた物と言えます。
それゆえ、現在巷にあふれる仏滅の本当の意味は…という説は嘘とも本当とも言い難いのです。
実際、六曜について専門家と呼べる人でも突飛な意見を言う人も存在しています。
ちなみに、専門家と言っても民族学者、暦の作成者、占い師、陰陽家、風水師と言った様々なジャンルの人がいます。
そもそも六曜とは何か、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
仏滅は「物滅という字から本当はいい日」説
仏滅の一つの俗信で、「物滅」という表記から「あらゆるものが滅びるため、リセットされ物事を始めるには良い日」と解釈するものがあります。
先ほども言った通り、仏滅の本当の意味、答えみたいなものは存在はしないので、皆さんの捉え方次第ではありますが、仏滅の主流の考え方ではないと言えます。
仏滅は午後から縁起が良い時間帯になる説
これも、皆さんが信じるか信じないかによるのですが、
仏滅はあくまでも「一日中凶の日」として様々な暦の本でも表記されているので、「午後から縁起が良くなる説」は一つの解釈と考えてください。
この説の根拠は「仏滅の次の日は大安であるため、大安に向けて運気が上がる」と言うことですが、この説を信じるとするなら、大安の次の日は赤口という凶日で大安の午後は凶になると考えなければならなくなりそうです。
また、仏滅の前の日は先負という午後が吉の日になるのですが、仏滅が次の日にあるので先負は一日凶になりますね。
これらの俗説は残念ながら出所が不明です。
あくまで、100%正しいという答えはありませんし、本当に陰陽五行を踏まえて考えると、仏滅に限って凶日と考えること自体が正しくはありませんが、あくまで参考程度に考えてください。
仏滅と同様大安も様々な解釈が
先ほど見た通り、仏滅には様々な解釈が存在しました。
実は、他の日にも様々な解釈が存在しています。
例えば、仏滅の対局にある大安吉日。
この大安は物事を行うのに最も良い日と知られていますが、一説に
「大安はキリスト教等における、安息日の役割をして、何も行わないことが吉であり、結婚式を行うことは良くない」という説もあります。
これは有名な占い師の人も支持する考え方で有名ですが、六曜ではこのように様々な捉え方がありますので、あくまで参考程度に考えるようにしましょう。
仏滅以外の六曜の意味
参考程度とは言え、大事な事では縁起を担ぎたいものだと思います。
仏滅以外の六曜の意味(それぞれの日で良いとされることや物事をするのに良い時間)をご紹介いたしましょう。
大安(たいあん)
- 一日吉の日・万事に良いとされる
- 祝い事、祭事、開店と言った慶事に吉とされる
大安は皆さんも大安吉日と言われて、良い日であることはご存知だと思います。
大安について詳しくはこちらで解説しています。
大安とは|大安の意味・行うと良い事や暦の上で大安の日より良い日を紹介
ちなみに、日本には大安を凌ぐ暦の上で最吉日と言われる天赦日があります。
他にも縁起のいい日にはいくつかありますので、開運の日などが気になる方はぜひ様々な吉日を生活に取り入れてみては?
ちなみに、天赦日についてはこちらで詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
友引(ともびき)
友引は大安に次ぐ吉日として有名です。
- 朝と夕は吉だが昼頃は凶となる
- 友を引くという言葉から、お葬式を行うことは凶
- 逆に友を幸せに引くという意味で、お祝い事に吉
- 何事も勝負がつかない日
友引は、本来「共引」と表記されたのですが、陰陽道の「友引日」と混同され現在に至り、このような意味を持ちます。
仏滅のように気を付けるべきことがあったり、逆に友引にすると良いとされることもありますので、気になる方はこちらをご覧ください。
友引の意味とは|お葬式/お通夜や結婚式/入籍等友引にしてよいのか解説
先勝(せんしょう)
- 午前は吉、午後は凶
- 急ぎ事や勝負事に良い日であること
- 願掛けを行うのにも良い日
先勝について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
先勝とは|先勝の意味/読み方や注意すべき時間とは?結婚式等に縁起良いか解説
先負(せんぶ)
先負は「負」とついていますが、凶日であるわけではありません。
- 午前は凶、午後は吉
- 平穏が良いとされる日
- 争いごとや急ぎ事は避けるのが吉
先負の日の物事の吉凶について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
先負とは|先負の意味/読み方から納車や結婚式/入籍等に縁起良いか解説
赤口(しゃっこう)
赤口はあまり知られていませんが、仏滅に並ぶ凶日です。
- お祝い事・大事には用いない大凶の日
- 午の刻(昼の11時~13時)は吉で他の時間は凶
- 赤から連想する血や火を扱うことも凶
縁起を気にする方であれば、仏滅と同じくらい、赤口は気を付けた方がよい日です。
赤口の日にしてはいけないことなどについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
赤口とは|赤口の意味や結婚式/入籍や納車、引越等してはいけないことを解説
ここからは、仏滅の日に縁起がいいのか悪いのかと言ったことを、それぞれ解説していきます。
仏滅に結婚式
仏滅に結婚式を行うことは、縁起が悪いことの代名詞と言えますが、最近では結婚式のお日柄を気にせず仏滅に結婚式を上げる人が増えています。
今でも大安や友引が結婚式には人気ですが、仏滅に結婚式を行うことには現実的なメリットもあるのです。
詳しくはこちらでまとめていますのでご覧ください。
仏滅に結婚式がよくない理由|メリットもあるので仏滅の意味/統計で検討を
仏滅に結婚式を行うことのメリット
結婚式と言えば、やはり値が張るものですが、人が避ける仏滅の日に結婚式を上げると、仏滅割引として、結婚式の費用がかなり安くなるのです。
仏滅割引で結婚式費用が半額になることも
式場や、プランによって費用はまちまちですが、仏滅に結婚をすると、最大で50%も割引があったり、特典を無料で受けられたりします。
結婚式以外の顔合わせや結納も仏滅は良くない
結婚式以外にも、仏滅は婚約に関わる日には向かないとされます。
カップルが主役ではありますが、ご両親や親せきの方にとっても大事なイベントごとですので、親戚の方への配慮も踏まえて、仏滅は避けて縁起の良い日に結婚式や両家の顔合わせや結納をするのがよいでしょう。
招待状や内祝いを送る日としても仏滅は避けるのが良い
ちなみに、結婚式や結納と言った儀礼以外で、招待状を送る日、内祝いを送る日にも仏滅は避けるのが良いとされます。
ちなみにこういったものを送る日としては友引が縁起の良い日として知られます。
友引は、上記の意味のところで解説もしましたが、「友を幸せに引く」と考え「幸せのおすそ分けの日」という縁起の良い意味を持ちます。
ちなみに、結婚式を仏滅に上げると離婚率が高いというのは全く統計データのないものですので、無視しても大丈夫です。
とはいえ、江戸時代から婚礼には向かないと言われてきた仏滅ですので、費用のことを考えないのであれば、避けるのがよいでしょう。
仏滅に入籍
仏滅に入籍も縁起が悪いと言われます。
入籍は結婚式に比べ、自由に日を選べるものですので、まだ避けやすいですが、どうしても入籍日にしたい日が仏滅だった場合は、気にせず婚約届を提出し入籍してもよいでしょう。
ちなみに、仏滅に婚約届を提出する際、午後の時間帯なら問題ないという考え方もありますが、あくまで一般的な解釈ではありませんので、それも踏まえ信じるのか信じないのかを検討してみてください。
詳しくはこちらでまとめています。
【仏滅に入籍だけではない】婚約届提出で注意すべき日や時間帯とは
仏滅にお葬式やお通夜
仏滅にお葬式やお通夜を行うことは全く縁起が悪いとは言われません。
そのため、お通夜もしくは葬儀/告別式や火葬の日が仏滅であっても心配いりません。
お葬式の凶日は友引
お葬式を行う日で凶日とされるのは六曜の中では友引です。
友引の日はお通夜を行うことは問題ないとされているのですが、お葬式は故人が親友を引いて冥土に連れていくと考えて凶日とされるのです。
仏滅や友引は仏教の教えとは関係がない
しかし、仏教の観点から考えると、仏滅や友引と言った六曜は全く関係がないもので、仏教の教えに友引がよくないというものはありません。
これは有名な僧侶の話にもあるので、聞いたことがあるかもしれませんが、友引も仏滅も仏教の教義ではないので無視をしてもよいでしょう。
しかし、一般に広く知られるようになったこともあり、お寺さんの中にも友引にお葬式は避けましょうと言ってくださる人もいます。
ちなみに、友引にお葬式は陰陽師で知られる、陰陽道から派生しているとされ、日本ではかなり古くから縁起が良くないと考えられてきました。
仏滅に納車
仏滅の日に納車は縁起が良くないとされます。
車は事故を起こさないという縁起を担ぐためにも、縁起の良い日に行うのが一般的ですので、ディーラーの方も希望をきいてくださりますので、急いでいないなら遠慮なく仏滅を避けましょう。
ちなみに、赤口も納車には縁起の悪い日とされ、大安・友引・先勝・先負と言った日の吉の時間帯にするのが良いとされます。
納車後のお祓いは仏滅でも良い
ちなみに、交通安全のご利益のある神社やお寺でのお祓いは仏滅であっても問題ないとされます。
神社のお参りについては後程詳しく解説しますが、仏教と同じく、神道の教えに六曜は関係ありません。
そのため、気にならないのであればお祓いは仏滅でも行って大丈夫です。
仏滅に引っ越しや新築の儀礼
仏滅の日にお引越しも縁起が悪いとされます。
そもそも、仏滅の日は万事に凶ですので、何もしないのが最も良い過ごし方と言われます。
しかし、仏滅の日は引越しにおいても割引が聞いて安くなる日ですので、縁起を気にしないのであれば仏滅に引っ越しはおすすめです。
また、仏滅の別の解釈から、仏滅は引っ越しに良い日と考える解釈もあります。
仏滅に地鎮祭や棟上げ、引き渡しは凶
引っ越しではなく、新築に関連するもの事も仏滅は凶の日とされます。
ちなみに、建築業界では、仏滅よりも大凶日とされる三隣亡(さんりんぼう)に地鎮祭や棟上げをすることを避ける風習が残っています。
仏滅よりも避けられる三隣亡(さんりんぼう)とは
三隣亡はその日に引っ越し等をすると「隣近所三軒を滅ぼす大火事を起こす」とも言われる大凶日で、ご近所さんもいることですので、配慮をしてこれらの日は決めるのがよいでしょう。
三隣亡について詳しくはこちらをご覧ください。
仏滅に法事等の仏事
仏滅は「仏が滅びる…」と言われることから、仏事に縁起が良くないのではと考えられていますが、全く関係ありません。
前述の通り、仏滅は仏教の教義とは関係ありません。
仏滅に法事をしても全く問題なし
そのため、法事を行う日に仏滅が来ても全く心配しないで大丈夫です。
ちなみに友引もお葬式は凶ですが、法事は関係ないとされます。
納骨や墓参り、49日や一周忌等の法要が仏滅と被っても問題ないが
亡くなった方を弔うための行事と仏滅は全く関係がないのはないですが、49日や一周忌も正確な日に行わないで近くの親戚が集まる日で行うことが増えているのと同じように、気になる方は仏滅の近くの縁起を担いだ日に行っても問題ありません。
仏滅に神社へのお参り
さきほど、少し触れましたが、仏滅に神社へお参りに行ったりすることの縁起はどうなのかというと、全く関係ないので心配せず参拝して大丈夫です。
仏滅は神道の教えでもありませんので、お参りの日が仏滅になっても関係ありません。
合格祈願や初詣と言った、普段のお参りとは違って縁起を担ぎたい場合は仏滅を避けて、気持ちが晴れた状態で行く方が良いかもしれません。
また、厄払い・厄除け/お祓いの祈祷なども同じく、仏滅に行っても良いとされますが、縁起を担ぎたい方は、他の吉日の縁起の良い時間に行きましょう。
仏滅にお宮参り
ただ、神社へお参りにいくだけではなく、子供の成長を願う意味を込めて行うお宮参りを仏滅に行うのは縁起を担いで行いたいと思います。
結論、仏滅でも全く問題はありませんが、縁起を担ぐのであればやはり、お宮詣りも縁起の良い日に行いましょう。
仏滅に七五三
七五三は本来11月の吉日に神社へ子供の成長のお祝いとしていく行事でした。
お祝い事ですので、縁起を担ぐという意味では、仏滅は避けた方がよいと考えられますが、神社の立場では関係ないされます。
そのため、家族の予定に合わせて、避けられるのなら仏滅は避けるというくらいの考えで問題ありません。
仏滅に戌の日(安産祈願)の参拝
母親が無事に出産でき、元気な赤ちゃんを授かりますようにと祈願する戌の日の参拝も仏滅でも関係ないとされます。
とはいえ、縁起を担ぎたいのなら仏滅は避けるのが無難です。
ちなみに、神社へのお参りは午前中が良いとされますので、母親の健康が良いのであれば、午前中が縁起の良い大安や友引、先勝に安産祈願のお参りに行くとご利益もあるでしょう。
暦の上で神社のお参りに吉日は
ちなみに、神社のお参りに良いとされる日は、神吉日という他の歴注にある日です。
縁起を担ぎたい方は、参考にしてみてください。
仏滅にお見舞いはマナーの観点から注意
仏滅は縁起を気にしない人なら、気にせず色々しても問題ありませんが、相手がいることであれば、マナーの観点から気にするのが良いとされます。
お見舞いの品として持って行くもので、根を張る植物は良くない(床に寝付くようになると考え縁起が悪い)、花が落ちる植物も良くない、「死」や「苦」を連想させるものは良くないと言った考え方があります。
同様に、友引の日は勝負に引き分けるという意味から、病気との戦いに勝つも負けるもなく長引くと考え友引はお見舞いに縁起が悪いとされます。
仏滅も勝負に良くない日とされますし、そもそも凶日であることから、相手が気にする可能性もあるので避けるのがよいでしょう。
仏滅にやってはいけないこと/縁起が悪いか気になることを解説
仏滅と様々なものの縁起についてみていきましょう。
お祝い事やお祝いの送付
お祝い事やお祝いの送付に仏滅は向きません。
特にお祝いの送付は相手がいることですので、結婚祝いや出産祝い、お見舞いに来て下さった方へ退院後に快気内祝と言った物の送付は仏滅は避けるのが良いとされますが、最近ではお店から発送するものも多く、そういう場合は気にしないで良いとされます。
また、お食い初めなど子供のお祝い事も縁起を担ぐと考えると、仏滅を避ける傾向にあります。
また、一生に一度のお祝い事は仏滅を避けるのもイメージがつくと思いますが、ひな祭りの飾り付けの日など、年中行事のお祝い事も仏滅は避ける家庭もあります。
ちなみに、ひな祭りの飾り付けに良い日は雨水の日とされますが、その日が仏滅だった場合、気にしないのであれば、雨水の日に飾り付けをしましょう。
契約事
仏滅は契約事にも凶とされます。
特に不動産の業界は、業者側も契約の日の縁起を考え仏滅を避けたり、六曜の吉の時間に行おうとする人達もいます。
契約相手が気にする場合は、できる限り合わせて行いましょう。
お買い物(財布や宝くじなど縁起を担ぎたいもの)
普段の買い物まで気にしてはいられないと思いますが、金運の縁起を考えて購入する財布や宝くじを購入するのなら、仏滅を避け、金運が高まるとされる吉日に購入するのがよいでしょう。
金運を高めると知られる日で有名なものは、天赦日、一粒万倍日、寅の日、巳の日です。
これらの日について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
会社設立・開業・開店
会社設立やお店の開業の日にも仏滅は縁起が悪いとされます。
商売繁盛の縁起を担ぐ人も多いと思いますが、会社の登記日や開業の日は変えることができないものですので、縁起を担ぎたい方は避けましょう。
仏滅以外に知っておきたい縁起の悪い日
最近は市販のカレンダーでは六曜くらいしか書かなくなり、カレンダー業界の陰謀で六曜が表記されているなんて噂もありますね。
それはさておき、カレンダーには書いていませんが、日本の暦では、仏滅を超える凶日が存在しているのをご存知でしょうか。
六曜の表記があるのはカレンダー業界の陰謀なのであれば、仏滅を超える大凶日も表記したほうがいいかもしれないですね。
不成就日|仏滅を超える暦の中の最凶日
仏滅を超える凶日は不成就日と言います。
読んで字のごとく、この日に行ったことは、何事も成就しないとされる日です。
結婚や入籍、その他今回仏滅に避けた方がよいということはこの不成就日でも避けるのが縁起を担ぐという意味ではよいでしょう。
不成就日についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
仏滅と一粒万倍日が重なる日
ちなみに、先ほど金運を高める吉日として紹介した一粒万倍日ですが、凶日と重なった際は、凶日を大凶日にしてしまうともされています。
そのため、気になる方は一粒万倍日の日でも、その日は仏滅や不成就日と重なっていないかを確認することをおすすめします。
一粒万倍日のカレンダーはこちらでご覧になれます。
仏滅のカレンダー
仏滅がいつか一目で見れる仏滅カレンダーです。
ご不便をおかけし申し訳ございませんが、こちらからご覧ください。
ちなみに、Googleカレンダーへ六曜を追加することもできます。
また、六曜以外の暦の吉凶について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。