三隣亡(さんりんぼう)の意味とは?2018/2019年カレンダー付で地鎮祭や引越しの参考に

三隣亡,さんりんぼう,選日,暦

三隣亡(さんりんぼう)の意味とは?2018年2019年のカレンダー付き

三隣亡(さんりんぼう)とは、暦の選日(撰日)の一つで、凶日とされる日です。

皆さんの人生の節目である家を立てる・結婚や入籍の時や、
何か物事を始めるときは、やはり暦でも吉日とされる日を選びたいと思いますが、三隣亡(さんりんぼう)は避けた方がいいのかを解説します。

また、そんな三隣亡(さんりんぼう)は2018年2019年いつなのかも一目でわかるカレンダーを作りましたので、ぜひ参考にしてください。

三隣亡(さんりんぼう)の2018年のカレンダーを見たい方はこちらをクリック!

三隣亡(さんりんぼう)の2019年のカレンダーを見たい方はこちらをクリック!

三隣亡の意味

それでは、三隣亡(さんりんぼう)についてまず詳しく見ていきましょう。

三隣亡とは、

地支即ち十二支の活動が凶変を起こすと言われ普請、造作を忌む。
旧暦の正月、四月、七月、十月は亥の日。二月、五月、八月、十一月は寅の日、三月、六月、九月、十二月は午の日が三隣亡に当る。(月野節入が基本となる)
出典:歓喜宝暦 神霊館 榎本書店

 

三隣亡は本来このような意味を持つ暦の日です。

平たく言うと、この日は家を立てることに関わる物事は大凶日であるということです。

三隣亡の漢字の意味そのまま、この日に建てられた家は後日大火を起こし、隣近所の三つ隣までを滅ぼすとされる不吉な日です。

三隣亡とは元々凶日ではなかった?

三隣亡という暦の由来を調べると、江戸時代の書物に「三輪宝」という言葉があり、当時は「屋立てよし」「蔵立てよし」という建築にとってはとても吉日であったとされます。

いつしかこの「よし(良し)」が「あし(悪し)」となって、「屋立てあし」「蔵立てあし」と呼ばれ三隣亡になったという一説もあります。

起源には様々な説がありますが、いずれにしても、三隣亡は現在は凶日であるため、以下で見る行事、大事を行うときの日取りの参考にしてください。

引っ越し・地鎮祭や結婚式等々三隣亡にしてもいいのか解説

三隣亡の日にしてもいいのか、悪いのか、様々な疑問の解説をします。

あくまでここで書かれていることは、一般的な三隣亡の日と慣習の話であり、本来の吉凶の占いはさらに皆さんの干支や九星、宿星等々を鑑みて行うものです。
参考程度にご覧ください。

三隣亡の日に地鎮祭や上棟式(棟上げ)・仮柱

まず、三隣亡の日に地鎮祭・上棟式(棟上げ)・仮柱と言った、皆さんの家を建てる際の節目となる行事を行うことは良くないです。

建築業界の慣習にもなるほど三隣亡は建築関係にとっての有名な大凶日です。

皆さんが気を使わないとしても、隣三軒の人が気にする方であれば、地鎮祭の後のご挨拶等で白い目で見られることもあるかもしれません。(実際に昔はあったと言います)

そのため、周りの方への配慮も考えて、三隣亡に地鎮祭や上棟式、土おこし、建前等は行わないのが良いでしょう。

また、建築ではないにしても、土地の購入・契約、家の購入・契約と言ったものもあまり三隣亡の日にはしないのが良いとされています。

三隣亡の日に引っ越し

三隣亡は建築にとっての凶日ですが、引っ越しにおいても凶日と考えるのが一般的です。

そもそもは建築の凶日なので、引っ越しは入らないのでは?と思われるかもしれませんが、伝統的に引っ越しを三隣亡の日にするのは凶と考える風習も存在します。

周りの方への配慮を考えると、こちらも避けるのが良いでしょう。

ちなみに、引っ越しをする際一番気を付けた方がいい日は天一天上という日です。
方角の神様に関わる日で、引っ越しに最も適した日なのですが、天一天上以外の期間は凶の方角が存在し、その方向に向かって引っ越しをするのは良くないとされます。

参考:天一天上とはどんな意味?2018/2019年の期間と引っ越しや掃除について解説

三隣亡の日に結婚式や入籍

三隣亡の日に入籍や結婚式を行うのは、あまり良くないと考えられています

建築と関係はありませんが、言霊信仰のある日本において、

「家庭を築く」という表現から、三隣亡の日は入籍や結婚式の凶日に当たると考えられています。

しかし、大安の日に結婚式を挙げたい!と考える方が一般的な昨今、三隣亡の意味を拡大解釈して結婚や入籍、家庭関係のことに取り入れないようにもなってきています。

三隣亡の日に葬式・法事

葬式は、六曜友引は避けるべきとは有名なので聞いたことがあると思いますが、三隣亡もまた葬式を行うのを避ける慣習が存在します。

法事に関しては特に避けるべきとは考えられていません。

しかし地域や宗派によって違いもありますのでお寺さんに確認するのが一番です。

三隣亡の日に納車

また生活の中で大きな買い物であり、事故などがないようにという願いも込めて、納車の日も吉凶が気になるところですが、納車と三隣亡の日では特に避けるべきという慣習はありません。

ただ、凶日に属する三隣亡ですので、気になるのであれば、吉日で事始めに最も良い日とされる天赦日一粒万倍日を選ぶのが良いでしょう。

三隣亡の日に神社に参拝や厄払い

三隣亡の人神社の参拝等の関りも特に慣習があるわけではありません。

厄払いもできれば吉日に行うべきと考えられていますが、特に三隣亡を気にする必要があると考える慣習はないため、気にせず行ってもよいでしょう。

ちなみに、神社の参拝の吉日は暦下段(歴注下段)の神吉日が最も有名です。

参拝の日取りが気になる方は、神吉日を気にしてみてはいかがでしょうか。

その他普段の生活のこと

凶日として分類される三隣亡ですので、その他縁起を担ぐ事柄と三隣亡のかかわりについて確認してみましょう。

財布の購入や使い始め

金運に関わる大事な財布に関わる日に三隣亡は?

と気にされる方もいると思いますが、これは気にしないでよいです。

凶日として不成就日は何を始めるにも凶とされるので、この日に財布を買うのは良くないといいますが、三隣亡であれば気にしないで大丈夫です。

お祝い事

お祝い事は吉日を選びたいと思いますが、上棟式のような建築に関わるお祝い事でなければ三隣亡を気にすることはありません。

三隣亡の2018年(平成30年)カレンダー(六曜付き)

それでは、三隣亡が2018年はいつなのか、一目でわかるカレンダーをご覧ください。

1月 14日
友引
26日
先負
2月 12日
友引
24日
先負
3月 11日
赤口
23日
友引
4月 4日
友引
8日
赤口
20日
先勝
5月 2日
先勝
7日
赤口
19日
友引
31日
友引
6月 15日
赤口
27日
赤口
7月 13日
赤口
25日
赤口
8月 6日
赤口
11日
先勝
23日
先勝
9月 4日
先勝
19日
大安
10月 1日
大安
17日
大安
29日
大安
11月 15日
大安
27日
大安
12月 12日
仏滅
24日
仏滅

三隣亡の2019年カレンダー(六曜付き)

また、来年2019年の三隣亡のカレンダーも作成しましたので、来年に大事を控えている方はぜひ参考にしてください。

1月 9日
先負
21日
先負
2月 2日
先負
7日
先負
19日
先負
3月 3日
先負
6日
赤口
18日
先勝
30日
先勝
4月 15日
先勝
27日
先勝
5月 14日
先勝
26日
先勝
6月 10日
赤口
22日
赤口
7月 4日
先勝
8日
大安
20日
大安
8月 1日
先勝
18日
赤口
30日
友引
9月 14日
大安
26日
大安
10月 12日
仏滅
24日
仏滅
11月 5日
赤口
10日
大安
22日
大安
12月 4日
赤口
7日
先負
19日
先負
31日
大安

三隣亡の日と六曜や他の暦が重なるとどうなる?

今回2018年と2019年の三隣亡のカレンダーの中に、六曜も含めて、ご紹介しましたが、それぞれどんな意味なのかをご紹介します。またそれらの日と三隣亡が重なるときはどう考えるのかも簡単に解説します。

三隣亡と大安

大安は皆さんもよく聞く吉日ですが、三隣亡と被ったときはどう考えるのでしょうか。

大安とは

吉日。婚礼、開店などの慶事、祭りごとなどに吉

よくお祝いごとなどのめでたい日は大安と考えられていますが、上記で見た通り、三隣亡を気にするのであれば、いくら大安と被っていたとしても、その日は選ばないのが良いでしょう。

大安について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

大安とは|大安の意味・行うと良い事や暦の上で大安の日より良い日を紹介

三隣亡と仏滅

凶日と言えば仏滅と言われますね。三隣亡を気にしないとしても、仏滅であれば様々なものの事始めにはこの日を選ばないのが良いでしょう。

仏滅とは

凶日とされ、祝事、祭事など大事には用いず。

仏滅について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

仏滅とは|仏滅の意味や納車/引越し等の吉凶、午後から大安等俗説の真偽も

その他先勝・友引・先負・赤口

その他の六曜と三隣亡が被ったときは、三隣亡の日に行うのは不吉ということはせず、あとは、六曜を気にして生活をすると吉でしょう。
それぞれの意味は以下の通りです。

先勝とは

急ぎ事、願掛け、訴訟などに吉、午後から凶

先勝についてはこちらで詳しく解説しています。

先勝とは|先勝の意味/読み方や注意すべき時間とは?結婚式等に縁起良いか解説

友引とは

朝と夕は吉だが昼頃は凶。葬儀には適さず。

友引についてはこちらで詳しく解説しています。

友引の意味とは|お葬式/お通夜や結婚式/入籍等友引にしてよいのか解説

先負とは

静かなる事に用いて吉。午前は凶、正午から吉。

先負についてはこちらで詳しく解説しています。

先負とは|先負の意味/読み方から納車や結婚式/入籍等に縁起良いか解説

赤口とは

正午ごろのみ吉。他は凶で大事には用いず。

赤口についてはこちらで詳しく解説しています。

赤口とは|赤口の意味や結婚式/入籍や納車、引越等してはいけないことを解説

六曜自体を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

六曜の意味とは|順番の法則や起源を解説。六曜日カレンダー2018/2019年付

一粒万倍日等の暦上の吉日

またその他の吉日と三隣亡が被った場合の考え方も簡単に説明します。

一粒万倍日と三隣亡が被った場合、一粒万倍日は良いことも悪いことも万倍にすると考えられているため、この日に三隣亡で凶とされる物事は避けるのが良いでしょう。

また、暦の中で最大の大吉日である天赦日と三隣亡が被った場合、天赦日の開運の力が半減すると言われていますが、三隣亡で凶とされるもの以外は大丈夫と考えるのが一般的なので、財布の購入等は気にせず行ってもよいでしょう。

三隣亡(さんりんぼう)まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本では古来から、日の吉凶や方角の吉凶を占って物事をすべきかどうかを考えてきました。

現代ですべてを実践することは難しいと思いますが、大事の際には縁起を担ぐのも天の祝福、自然の摂理に合わせた良いものです。

三隣亡の日では大凶とされる建築関連のことは慎んで、みてはいかがでしょうか。