十二直の意味とは|2019年十二直カレンダー付。日取りの参考に

十二直

十二直の意味とは|十二直カレンダー付

十二直とは日の吉凶を占う歴注の一つです。

十二直とは

十二直の歴史は古く、日本のカレンダーに良く記載される大安仏滅と言った六曜よりも古くから信じられてきたものです。

飛鳥時代から十二直は暦に取り入れられていたようで、奈良時代に建てられた、日本で最も古くからある宝物を管理する正倉院の中の暦にも記載されています。

十二直は中国由来の暦です。

北極星を中心として回る北斗七星の動きを観察してこの十二直が作成されます。

十二直は暦中段

暦には、先ほど上げた六曜の他にも、

などなど、たくさんの歴注というものがあります。

その暦注の中で、暦の真ん中の段に記載されたので暦中段とも言われます。

十二直 暦中段

最近では六曜がお日柄を見るのに注目され、

友引お葬式は良くない」
仏滅に結婚式は良くない(最近では良いとも…)」

などなど言われていますが、江戸時代以前は十二直や二十八宿(古法二十七宿)が重要視されてきました。

十二直の「建,除,満,平,定,執,破,危,成,納,開,閉」にもそれぞれ、良い悪いという吉凶がありますので、今回はそれらについて詳しく解説しています。

すべてを十二直の通りにするのはおすすめしませんが、大事なもの事や、縁起を担ぐことに関しては十二直を意識してもいいかもしれませんね。

意味に加え、他の暦にでも気になる、葬儀・結婚式・新築や引っ越しに関わること(地鎮祭や棟上げetc)その他、金運にまつわる財布の購入や宝くじの購入なんかも十二直ではどの日が吉日かご紹介いたします。

十二直の意味と行うことの吉凶

十二直それぞれの意味と、それぞれの日の良いとされることなどの吉凶をご紹介します。

それぞれ十二直の意味は歓喜宝暦 神霊館 榎本書店を参考にしていますが、一部その他出も言われる十二直の意味もご紹介します。

建(たつ)の意味

神仏の祭事、祝いごとなどすべて吉。動土は凶

「万物が建つ」という意味を持ち、物事を始めるのに良い日とされます。

そのため、結婚式や入籍、会社の登記、旅行などに吉です。

十二直の中では開運の日ということになりますが、動土という開運法を行うのはよくありません。

中には建築関係に良くないという説もありますが、大体の暦の本においては、柱建て、上棟式などの建築関係には大吉の日とされます。

動土というものを知らない人による風説もあると考えられます。

動土とは

開運法の一種で、吉の方角から土を持って来てそれを家に撒くというものです。

しかしこの方法は何度も繰り返しできないなど、制限があると言われます。

除(のぞく)の意味

医療関係、種まきに吉。婚礼、金貸しには凶

「障害を除く」という意味を持ちます。そのため病気の治療などには良いとされ、他にも祭祀にも良い日とされます。

ただし、結婚式や旅行、また動土は凶とされます。

満(みつ)の意味

婚礼、祝い事、移転など吉、鍼灸には適さず

「全てが満ちる」という意味を持ち、新しく物事を始める日に最適とされます。

十二直の中では大吉の日とされます。

会社の登記や、開店などにも良い日とされます。

平(たいら)の意味

万事に用いて吉だが、川溝掘り、動土は凶

「万事が平らに」という意味を持ち、基本的に何事も問題なく行えるとされますが、一部凶のことがあります。

ただし、現在では一般の人があまり気にしないで良いことが凶で、建築関係で十二直の注意する日というものでしょう。

ちなみに、平は地固めや柱建てには吉とされます。

定(さだん)の意味

縁談、売買契約など約束事、祝い事など吉

「善悪が定まる」という意味を持ち、物事を決めることには吉とされます。一方普請や造作には凶とされます。

また、一説に訴訟や旅行には凶とされます。

執(とる)の意味

婚礼、造作、五穀取り入れ等吉。出費は凶

「執り行う」という意味を持ち、大体のことは吉ですが、お金を使うことは凶とされます。

破(やぶる)の意味

訴訟。談判ごとに吉。祀り事、祝事に適さず

「突破する」という意味を持ち、訴訟ごとなど勝負事には吉になります。

一方、お祝い事や契約事など破断という言葉が凶のもの事は良くないとされます。

一説には、争うと破れるということから大凶の日と捉える考えもあります。

危(あやう)の意味

何事も自重が大切な日。旅行、登山等適さず。

「危惧する」という意味を持ち、万事控えめにするのが良いです。

その点では六曜で言うところの先負に近いですね。

しかし一説には、もの事の始め「結婚式や開店・会社の登記」等には大凶ともされたり、逆にそれらに吉とも言われ仏滅のような日です。

特に旅など別の土地へ行くことは良くないとされます。

成(なる)の意味

婚礼、開業、移転など吉、訴訟事は凶

「成就する」という意味を持ち、新しいもの事を始めるのに良いとされます。

六曜大安や選日の一粒万倍日が物事の始めには良い日とされますが、十二直の「成」と被るととても縁起が良いですね。

納(おさん)の意味

五穀取り入れ、買い入れ等吉、移転、葬儀は凶

「物事を納める」という意味を持ちますが、結婚や結納、お見合いなどには凶だとされます。

開(ひらく)の意味

婚礼、普請造作には吉。不浄のことに適さず

「物事が開く」という意味で、結婚式や引っ越し、地鎮祭や棟上げ等建築関係のもの事にとても良い日とされます。

不浄のことに適さずと言うのは葬式などを忌むということになります。

閉(とず)の意味

葬儀、墓造りに適し、祭事、祝事には用いず

「物事が閉じる」という意味で、「開」の逆に葬儀やお墓を建てることなどに良いとされ、物事の始めには適さず結婚式や地鎮祭や棟上げなどは避けるとされます。

十二直の意味は一定しない理由

様々な占い師や風水師などが十二直について意見するために、様々な意味が生まれてしまっていると考えられます。

ネット上にある情報を一説として信じてもいいですが、暦の本にある古くからの意味を取り入れるのが個人的には良いと考えています。

もちろん風水師の方々の意見も何かしらの根拠があってのことだと思いますので、皆さんの信じるものを参考にしてください。

十二直と大安や他の暦が被ったとき

十二直と他の暦の中の吉凶の日が被った際にどう考えるのかですが、明確な答えはありません。

日の吉凶に関しては、皆さんの生まれの星やその他様々な各個々人で詳細な吉凶を見るのが本当は良いと思います。

しかし、そこまではできないということであれば、以下の点に注意してお日柄を考えてください。

  • 自分の気持ちが納得するものを選らぶ
  • 周りの人が関係する場合はマナーとして気にする

例えば、十二直で移転や地鎮祭等新築に吉の「定」日が、引っ越しの大凶日である三隣亡と被ったとしましょう。

自分が納得して、この日に引っ越しをしようと考えたとして、もし引越し先の近所の方が三隣亡を気にされる方であれば、気分を害するかもしれません。

そこまで神経質になることはこの御時世無くなってきてるかもしれませんが、周りの方への配慮も含め暦で日取りを選ぶというのは意識してもいいかもしれませんね。

2019年十二直カレンダー

十二直の2019年月別カレンダーです。

二十八宿も十二直の横に記述していますのでご参考に。

二十八宿について詳しく知りたい方はこちらで解説しています。

28宿(二十八宿)の意味とは|吉凶判断用28宿暦カレンダー(十二直付)

またあまりすべてを意識してもとは思いますが、六曜のカレンダーも別でございますので、気になる方はご覧ください。

六曜カレンダー2018-平成30年版|葬儀用友引カレンダーや仏滅等暦カレンダー付

2019年1月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2019年2月 十二直カレンダー

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2019年3月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2019年4月 十二直カレンダー

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2019年5月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2019年6月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2019年7月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2019年8月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2019年9月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2019年10月 十二直カレンダー

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2019年11月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2019年12月 十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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2018年 12月十二直カレンダー

十二直 二十八宿
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十二直のカレンダーの中での配当方法

十二直は、どのようにカレンダー・暦に当てはめられているのか、豆知識としてご紹介いたします。

十二直の配当で重要になるのは、冒頭でもご紹介した、北斗七星の動きと、もう一つ「二十四節気」という季節で1年を分けそこから月に分ける節月によって決められます。

十二直と北斗七星の動き

まず、十二直という歴注を発明した古代中国では、全く動かない北極星と一日でそのまわりを1周する北斗七星の動きに興味を持ちます。

北斗七星の形を柄杓(ひしゃく)と例えると、その持ち手の部分が夕方度の方角を向いているかを十二支に当てはめ、その月に名前を付け記し月建というものを造りました。

柄杓の持ち手部分の星を「斗柄・剣先星」と言うのですが、この星は冬至の日に真北を向きます。

この日を十二直の最初の日として「建」を当てはめました。

十二支では北は子に当たりますので、北斗七星の柄杓部分(斗柄・剣先星)が真北を向く冬至のある月は建子の月と名前を付け、その後は順々に丑、寅が十二直で当てはめられていきます。

十二直と節月

節月は例えば、正月節という節月は立春(2月4日頃)から雨水まで、2月節はその次の啓蟄~春分までとなります。

私たちの普段使う月を暦月と言い、二十四節気によって分けた月を節月と呼びます。この節月と上記で見た北斗七星と干支の組み合わせで以下の表のように十二直は当てはめられていきます。

節月 二十四節気 節月の十二支 建の配当
正月節 立春 立秋後の最初の寅の日
2月節 啓蟄 啓蟄後の最初の卯の日
3月節 清明 清明後の最初の辰の日
4月節 立夏 立夏後の最初の巳の日
5月節 芒種 芒種後の最初の午の日
6月節 小暑 小夏後の最初の未の日
7月節 立秋 立秋後の最初の申の日
8月節 白露 白露後の最初の酉の日
9月節 寒露 寒露後の最初の戌の日
10月節 立冬 立冬後の最初の亥の日
11月節 大雪 大雪後の最初の子の日
12月節 小寒 小寒後の最初の丑の日

このように十二直は配当されます。

科学的根拠があると言われると、そういうわけではありませんし六曜同様迷信の類と言っても過言ではありませんが、皆さんの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。