天一天上とはどんな意味?2018/2019年の期間と引っ越しや掃除について解説

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天一天上とはどんな意味を持つ日?

天一天上とは、掃除をして運気を上げるのに良い日や引っ越し等の方角を気にしたほうが良いと言う期間のことで、選日という暦の中の一つです。

読み方はそのまま「てんいちてんじょう」と読みます。

今回は、そんな私たちの行動の良し悪し(吉凶)につながる天一天上と言う日について解説をします!

2018年の天一天上の期間をすぐ知りたい方はこちらでカレンダーを確認

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天一天上の意味

さて、先ほど天一天上について簡単に説明をしましたが、ここからは天一天上についてさらに詳しく見ていきましょう。

天一天上の意味とは、

天一神(艮神)が天上へ帰り給う日で癸巳の日に天上に帰られて戊申の日まで16日の間は点にありて、何事も自由で障りはないが、己酉の日より下界へ下り八方へ巡るためその方向を凶とし特に不浄を忌むとされている。
出典:歓喜宝暦 神霊館 榎本書店

さらに、わかりやすく説明をすると、天一神(中神(なかがみ)とも言われる)は方位を司る神様です。

十二天将の主将とされる神ですが、荒魂と呼ばれる祟りを起こす神様でもあります。
天一神は八方(東西南北を8つに分けた方角)を5日間毎に巡るとされ、その天一神が巡っている方角に向かって歩くことは良くないとされます。

天一天上という期間はそんな方角神の天一神が天上の世界に上ってどの方角にもいないことから、16日間方角を気にせず動けることになります。

そのため旅行などにぴったりの期間と言われます。

さらに、あることをすると天一天上の間、運気が大きく高まると言われています。そこに関わってくるのが、日遊神です。

天一神と日遊神の存在

天一天上の16日間、天一神が天上界へいる間、地上へは日遊神という神様が降りてこられます。

この日遊神は不浄を嫌うとされ、家の中が汚いと祟りがあると言われています。

逆に、この時に掃除をし、清潔を保つと天一天上はとてもよい吉日になると言われています。

天一天上の日に気を付けないといけないことは?

天一天上の意味が分かったところで、では実際に私たちの生活の中でどのように取り入れたらよいのかを解説します。

引っ越し(天一天上の期間や終わってから)

天一天上と関わりの深い天一神がいる間は方角に気を付けなければならないですが、天一天上の期間はどの方角にも天一神はいません。

つまり、どの方角に向かって動いてもよいのです。

引っ越しをする際方角を気にする必要もなくどこへ向かってもよいでしょう。

しかし、天一天上ではないときは、天一神が巡る方角に気を付けて、その方向へ向かって進まないのが吉です。

ちなみに、天一神の信仰は今ではかなり薄れてしまいましたが、平安時代や江戸時代では、様々な事柄にこの天一神の存在をなぞらえて物事を決めていたとされます。

例えば、引っ越しに限らず、自分の向かう方角に天一神が坐す時はジグザグに歩く(方違え)などをして、その方角に直接向かうことがないようにしていたとされます。

今となってはそれを実行するのは難しいところがあると思いますが、引っ越しといった重要な日では天上天一や、天一神の存在は気にしたいです。

天一天上後の天一神の坐す方角と期間

天一天上は方角を気にせず良いですが、次の天一天上までの機関は以下の表にある方角に向かうのは凶とされますのでご参考にしてください。

天一神の巡りの日 凶の方位
天一天上から1日後~7日後
己酉の日より6日間
北東の方角(丑寅方)
天一天上から8日後~13日後
乙卯の日より5日間
東の方
天一天上から14日後~20日後
庚申の日より6日間
南東の方(辰巳の方)
天一天上から21日後~26日後
丙寅の日より5日間
南の方
天一天上から27日後~33日後
辛未の日より6日間
南西の方(未申の方)
天一天上から34日後~39日後
丁丑の日より5日間
西の方
天一天上から40日後~46日後
壬午の日より6日間
北西の方(戌亥の方)
天一天上から51日後~56日後
戊子の日より5日間
北の方
癸巳の日より16日間 凶の方位がなくなる

この天一神の下界遊行(天一神遊行)は5日事にそれぞれの方位をめぐるという説もありますが、上記は古法の説に基づいています。

上記で見た天一天上から何日後かとそれぞれの方角をしっかりと知り、引っ越し等で凶の方角に行かないように気を付けましょう

掃除

天一天上の間に気を付けたいのは掃除をし、家を清潔にしておくことです。

特にトイレや台所、ふろ場と言った水場をきれいにしていることで天一天上の間運気が上がり吉日になると言われています。

2018年の天一天上の期間はいつ?

天一天上の期間は16日間と決まっているとお伝えしましたが、2018年はいつが天一天上なのか、始まりの日、終わりの日をまとめました。

1月1日~1月16日
3月2日~3月17日
5月1日~5月16日
6月30日~7月15日
8月29日~9月13日
10月28日~11月12日
12月27日~2019年1月11日

2019年の天一天上の期間はいつ?

2019年も今後の予定を立てるためにも、天一天上の始まりと終わりの日をまとめました。

2018年12月27日~1月11日
2月25日~3月12日
4月26日~5月11日
6月25日~7月10日
8月24日~9月8日
10月23日~11月7日
12月22日~2020年1月6日

天一天上と他の選日等暦の関係

天一天上の日がどのようなものかわかったところで、天一天上と言う吉日にも凶日にもなる暦と他の吉日凶日とが合わさるとどうなるのかを見ていきましょう。

不成就日

不成就日はそもそも何かを始めることが良くないとされる日です。

そのため、天一天上で掃除をし運気を高めたからと言って、何かを始めるには向かない日になります。

不成就日について詳しく知りたい方はこちら!

不成就日とは?2018年はいつかすぐわかるカレンダー付|天赦日や大安と重なる時も解説

一粒万倍日

何かを始めるには素晴らしい日になる一粒万倍日は天一天上と合わせると、さらによい大吉日になります。

一粒万倍日は何かを始めると、その万倍の結果が得られるとされる日ですので、天一天上の間に運気を高めて、何かを始めるのであれば一粒万倍日を選ぶのも良いかもしれません。

また旅に出るにも良い日とされるので、天一天上と相性の良い吉日と言えますね。

一粒万倍日について詳しく知りたい方はこちら

一粒万倍日の意味とは!2018年のカレンダー(天赦日,寅の日,巳の日大安,母倉日等付)

十法暮れ

天一天上と同じ選日で、あらゆる運気が下がる凶の期間です。

この間は特に旅行や移転などは行わないのが吉とされています。

十法暮れと天一天上は被らないようになっています。
そのため、引っ越しや旅行をしようと考えるとき上記で見た天一神の方位を意識しているだけでなく、十法暮れにも注意が必要と言えます。

天一天上まとめ

いかがでしたでしょうか?

少々難しい暦の天一天上ですが、簡単にまとめると、天一天上の期間中きれいにしておくことで、運気が開けとてもよい状態になるということです。

天一天上以外の機関では十法暮れであったり、天一神の方位などを気にしすぎていると現代では生活がしづらくなりますし、現実問題すべてを守ることは不可能に近いです。

適度にバランスを持ってこういった方角や日柄を実生活に取り入れて豊かにしていきたいものですね。