浅草七福神巡り|御朱印色紙やルートの地図・神社寺院の見所をご紹介

浅草七福神巡り

浅草七福神巡り|御朱印や地図ルートをご紹介

浅草七福神巡りは東京でも屈指の観光スポットの浅草寺を含む浅草界隈の七福神巡りです。

都内でも人気の「浅草名所七福神」

浅草七福神巡りは「浅草名所七福神(あさくさなところしちふくじん)」という名前でその歴史は江戸時代からとされます。

東京都内には、20を超える七福神巡りのコースがあります。

浅草七福神巡りはその中でも古くから多くの民衆が参拝してきたコースです。

江戸の人から現代の人まで、七福神のご利益に預かってきた浅草七福神巡りの御朱印色紙や、地図などの基本情報や、浅草七福神巡りコース上のいわゆるパワースポット・見所などもご紹介します。

東京七福神巡りについてはこちらでまとめていますので、浅草七福神巡り以外も知りたい方はぜひご覧ください。

東京七福神めぐり|おすすめコースや一か所で巡る人気の寺院をご紹介

浅草七福神巡りの期間は【通年】

七福神巡りはお正月に行うのが一般的でしたが、浅草七福神巡りはお正月期間以外も御朱印色紙があり、通年お参りすることができます。

日本橋七福神巡りなどお正月の松の内恒例行事だと、近年の御朱印集めブームもあいまって、多くの人が集まります。

その点浅草七福神巡りは人気ではありますが、御朱印をもらうのに何十分も待つことはありませんし、好きなタイミングで行えますので気軽に参拝できます。

浅草七福神巡りの所要時間

浅草七福神巡りは歩いて4時間ほどかかります。

寺社の社務所にて、御朱印や浅草七福神巡りの名物授与品をいただくなら午前中からスタートをしておくのがおすすめです。

浅草七福神巡りの御朱印色紙等の授与品

浅草七福神巡りの御朱印色紙や福絵などの授与品をご紹介します。

浅草七福神巡りでは、色紙以外にも他の七福神巡りではないような珍しい授与品もあります。

  • 御朱印色紙
  • 福絵
  • 福笹

それらの授与品についてご紹介いたします。

浅草七福神巡りの御朱印色紙の情報

浅草七福神巡りの色紙は、巡る寺社のどこでも授与していただけます。

御朱印色紙は300円

御朱印は各300円で授与いただけます。

浅草七福神巡りでは、7つの寺社ではなく、9つの寺社を巡りますので御朱印色紙を完成させると3000円かかる計算になります。

ちなみに、9社寺という数字には次のような意味があるそうです。

「九は数の極み、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩であり集まる意味を持ち、また天地の至数、易では陽を表す」

九は天地の至数というのは、天・地・人という三部の中に三の「天・地・人」があり九の天地があるという中国の故事、

九は易の陽は、陰陽道の元となる、陰陽説において、数字の九は陽にあたるという意味です。

簡単に言って、七という数字も縁起がいいですが、九という数字も縁起がいいですよということです。
※七福神の七の由来については後半にて解説しています。

浅草七福神巡りでは御朱印帳も可

浅草七福神巡りでは、専用の御朱印色紙以外にも、持参した御朱印帳へも御朱印をいただけます。

ちなみに、浅草七福神巡り用の御朱印と、それぞれの寺社の御朱印がありますので注意してください。

浅草七福神巡りの福絵

浅草七福神巡りの特徴の一つでもある、御朱印色紙以外で七福神巡りを巡りながら集めていくものに福絵があります。

浅草七福神巡りの福絵は、七福神の絵が描かれた金地の色紙に、各寺社にて御朱印をいただくというものです。

浅草七福神巡りの福笹

また福絵に加え、浅草七福神巡りでは福笹という特徴的な授与品があります。

浅草七福神巡りの福笹は、笹の葉に各寺社にて頂く「浅草七福神巡りの福絵馬」を笹にかけていくというものです。

浅草七福神巡りを完了した証しとなる、御朱印色紙や、福絵、福笹はそのまま家に飾り、福を呼ぶ縁起物にいたします。

浅草七福神巡りの地図・ルート

浅草七福神巡りの代表的なルートや、巡る寺社をご紹介します。

浅草七福神巡りの指定コースは存在しない

七福神巡りは、特にどの神様から巡らなければならないというものはありません。

浅草七福神巡りも、皆さんの始めたい寺社から始めて全く問題ありません。

浅草七福神巡りで巡る寺社は以下の通りです。

寺社 祀る七福神 住所
浅草寺 大黒天 東京都台東区浅草2-3-1
浅草神社 恵比寿 東京都台東区浅草2-3-1
待乳山聖天 毘沙門天 東京都台東区浅草7-4-1
今戸神社 福禄寿 東京都台東区今戸1-5-22
橋場不動院 布袋尊 東京都台東区橋場2-14-19
石浜神社 寿老神 東京都荒川区南千住3-28-58
鷲神社 寿老人 東京都台東区千束3-18-7
吉原神社 弁財天 東京都台東区千束3-20-2
矢先稲荷神社 福禄寿 東京都台東区松ケ谷2-14-1

 

浅草七福神巡りのおすすめルートと地図

浅草七福神巡りのおすすめかつ一般的なルートは浅草寺から初めるルートです。

浅草七福神巡りはいずれの神社や寺院も遠くありませんので、すべて徒歩で移動します。

  1. 浅草寺
    最寄り駅:東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武鉄道スカイツリーライン他、つくばエクスプレス「浅草」
  2. 浅草神社
  3. 待乳山聖天
  4. 今戸神社
  5. 橋場不動院
  6. 石浜神社
  7. 鷲神社
  8. 吉原神社
  9. 矢先稲荷神社

地図上では、反時計回りにぐるっと回るルートになります。

浅草七福神巡りの地図(浅草七福神巡りの公式ページ)

上記のリンクから浅草七福神巡りの公式ページに飛ぶと、印刷用の浅草七福神巡りの地図があります。

浅草七福神巡りのGoogleマップ

以下のリンクを押すと、Googleマップ上で上記の浅草七福神巡りルートが表示されます。

ぜひGoogleマップを利用している方は、浅草七福神巡りの際にご活用ください。

浅草七福神巡りのGoogleマップ上のルート

浅草七福神巡りではバスやツアーも

浅草七福神巡りは徒歩でも歩ける距離ですが、「めぐりん」というコミュニティバスで移動することができます。

また、はとバスなどでは、浅草七福神巡りのツアーも行っていて、バスで浅草七福神巡りをしたのち、東京スカイツリーも観光する、「新春 浅草名所七福神と東京スカイツリー初昇り」というツアーもするそうです。

浅草七福神巡りを人力車のツアーで楽しむことも

浅草七福神巡りでは、人力車で七福神巡りをすることもできます。

値段や所要時間は人力車の会社によって変わりますが、だいたい所要時間200分ほどで、2万円だそうです。

浅草七福神巡りの神社や寺院|ご利益や見所

浅草七福神巡り自体が、七福に預かるとても縁起の良いお参りだとされますが、巡る神社にはそれぞれに見所や巷に言うパワースポットというものがあります。

それらについてご紹介いたします。

浅草寺|七福神は大黒天

浅草寺はそのご由来が1400年ほども前ととても古い歴史ある寺院です。

ご縁起は次のような不思議な話です。

推古36年(628年)に檜前浜成・竹成兄弟が漁をしていると、投げた網から仏像が出てきます。しかし、兄弟は仏像というものがわかっておらずそれは川に投げてしまいます。

そして漁をつづけるのですが、何度違う位置に移動しても網にその仏像が引っかかります。

そして兄弟は網にかかったそれを持って帰り、村の知識人である、土師中知に渡すと観音様の仏像とわかります。
これが浅草寺の元となります。

浅草七福神巡りでは大黒天をお祀りしています。

大黒天像は本殿から左奥にある影向堂(ようごうどう)内にあります。

そちらで浅草七福神巡りの大黒様の御朱印をいただきます。

浅草寺の公式ページ

浅草神社|七福神は恵比寿

浅草寺の境内のすぐ隣に位置する浅草神社は浅草七福神巡りの恵比寿様をお祀りしています。

浅草神社は東京都内最古の神社で、江戸三大祭の一つともされる三社祭でも有名です。

浅草神社は浅草寺のご本尊となる観音様を漁で海中から引き揚げた檜前浜成・竹成兄弟と、その観音様をお祀りした土師真中知をご祭神としています。

恵比寿様は商売繫盛の神様、大漁満足、五穀豊穣などなどのご利益があります。

浅草神社の公式ページ

待乳山聖天|七福神は毘沙門天

待乳山聖天は浅草寺の境内にあるお寺です。

浅草七福神巡りでは毘沙門天様をお祀りしています。

この毘沙門天は歓喜天(大聖歓喜天)を守護する役目をしています。

待乳山聖天は、浅草寺よりも古くにその歴史があるとされ、推古3年(595年)に土地が盛り上がり、金龍がそこに降りて来たと言います。

その後、干ばつなど天候不順で苦しむ人々の前に、歓喜天が現れ、その苦しみから救ったという伝説がある土地です。

待乳山聖天内には、出世観音像というこれまた突如土中から現れた霊験あらたかとされる観音様や、お庭に金色の鯉がつがいでいて見ると金運が上がると言われるパワースポットとしても最近は人気だそうです。

待乳山聖天公式ページ

今戸神社|七福神は福禄寿

浅草七福神巡りの福禄寿をお祀りするのは今戸神社です。

1063年に石清水八幡宮から八幡神を勧請した、元は今戸八幡と呼ばれた神社で、源氏を始め、関東武士の信仰の深い神社でした。

ちなみに今戸神社は招き猫の発祥の地なんです。

今戸神社の公式ページ

橋場不動院|七福神は布袋尊

浅草七福神巡りの布袋尊をお祀りするのは橋場不動院です。

橋場不動院は東京大空襲や関東大震災と言った災害で周囲が被害に遭う中で、奇跡的に災禍を免れたということでその霊験あらたかで知られます。

ご本尊のお不動さんは火除け・開運厄除けのご利益で知られます。

橋場不動院の布袋尊像は珍しく袋を担いでいないというお姿です。

大量、度量の広さを意味する七福神の布袋尊にふさわしい円満のお姿です。

橋場不動院の公式ページ

石浜神社|七福神は寿老神

浅草七福神巡りの寿老神を祀るのは石浜神社です。

聖武天皇の御代、724年にご鎮座された神社で、源頼朝も先勝祈願にお参りしたとされます。

ご祭神は天照大御神(アマテラスオオミカミ)、豊受大神という伊勢神宮の神様をお祀りしていて、朝日神明宮、神明さんと呼ばれます。

石浜神社の公式ページ

鷲神社|七福神は寿老人

鷲神社の読み方は「おおとりじんじゃ」です。

浅草七福神巡りの寿老人をお祀りする神社で、一般には酉の市発祥の神社として知られる神社です。

鷲神社では「なでおかめ」という名出るとご利益に預かれるという大きなおかめがあります。

ぜひそれらも触ってみてください。

鷲神社の公式ページ

吉原神社|七福神は弁財天

浅草七福神巡りの弁財天を祀るのは吉原神社です。

この地に吉原遊郭が誕生する前から鎮座する九朗助稲荷神社や、玄徳(よしとく)稲荷社、明石稲荷社、開運稲荷社、榎本稲荷社の5つの稲荷神社を合祀した神社です。

それぞれ吉原遊郭の四隅と入り口にあったとされる神社で、吉原神社になってからも遊女等の信仰を集めていたことから、女性の様々な願いを叶えてくれる神社と言われます。

ご祭神は倉稲魂命(ウカノミタマノカミ)、弁財天と同一とされる(イチキシマヒメ)を祀っています。

吉原神社の公式ページ

矢先稲荷神社|七福神は福禄寿

浅草七福神巡りの福禄寿を祀るのは矢先稲荷神社です。

ご本殿の天井には日本馬乗史という、神武天皇からの歴史上の人物が100人騎乗している姿を描いた絵があります。

七福神のご利益や七福神巡りの歴史について

七福神めぐりは京都の都七福神まいりが発祥とされます。

七福神信仰自体は室町時代に始まったとされ、「仁王般若経(にんのうはんにゃきょう)」というお経にある

七難即滅、七福即生
→火難や水難、盗難などの難を消滅させ、七福を生じる

という一句にあやかり、七福をそれぞれに担当する神様を祀り信仰するようになったのが始まりと言われます。

七福神巡りは江戸時代に徳川家康も助言をよく聞いた天台宗の天海大僧正によって大きく広まったと言われます。

そのためか、東京七福神巡りというと、では都内の中だけでも20ほどもあります。

東京の七福神巡りについてはこちらで詳しく解説しています。

東京七福神めぐり|おすすめコースや一か所で巡る人気の寺院をご紹介

七福神について

鎌倉七福神巡りでお参りする神様はそもそもどんな神様なのかご紹介します。

大黒様(だいこくさま)

大黒様は「財富」を表す七福神です。

仏教の天部という神様の大黒天・神道の神様の大国主命(オオクニヌシノミコト)が習合した神様で、子とされる恵比寿様とセットで祀られることが多いですね。

大黒様のご利益は富貴栄達等、財富に関わるものと言われます。

鎌倉七福神巡りの長谷寺の大黒様は出世開運のご利益でも有名です。

大黒様という神様については以下にて詳しく解説しています。

大黒様とは|ご利益や由来は何の神様か解説。祀り方や神社もご紹介

恵比寿様(えびすさま)

恵比寿様は「正直・清廉な心」を表す七福神です。

七福神では唯一日本由来の神様として知られ、その由来となる神様には事代主神(コトシロヌシ)蛭子神(ヒルコ)少彦名命(スクナヒコナノミコト)の説があります。

商売繁盛の神として一般に知られますが、縁結びなどでも知られる福の神です。

恵比寿様という神様については以下にて詳しく解説しています。

恵比寿様とは|大黒様と祀る意味や由来・何の神様かご利益,神社等紹介

弁財天・弁才天(べんざいてん)

弁財天は「愛敬」を表す七福神です。

インドの神様が由来で、仏教の天部という神様に取り入れられて、日本では宗像三女神イチキシマヒメ瀬織津姫と習合しています。

財運・金運、芸事の神様として有名です。

江島神社は日本三大弁財天と言われ、全国でも有名な弁財天さんです。

現在ご祭神が宗像三女神となっていますが明治時代の神仏分離令による影響です。

毘沙門天(びしゃもんてん)

毘沙門天は「威光」を表す七福神です。

インドの神様が由来で、仏教の天部という神に取り入れられます。

仏教では四天王多聞天という別称もあり、仏法を侵す敵から仏様や仏教事態を守る武の神という面があり病魔退散のご利益や、

本来のインドの神様の持っていた財宝の神という両面を持つとされます。

布袋尊(ほていそん)

布袋尊は「大量・度量の広さ」を表す七福神です。

唯一実在した人物が由来となる神様で、中国の僧がモデルとなっています。

本土中国でも信仰を集める布袋尊のご利益等について、詳しくはこちらで解説しています。

布袋尊(七福神)とは何の神様か|ご利益・ご真言やモデルとなった僧を解説

福禄寿(ふくろくじゅ)

福禄寿は「人望」を表す七福神です。

中国由来の神様で、福(幸福-特に子宝)・禄(財)・寿(長寿)を意味する名前を持つ神様です。

その他のご利益や福禄寿の由来等についてはこちらで詳しく解説しています。

福禄寿(七福神)とは|ご利益・意味や七福神の寿老人との違いを解説

寿老人(じゅろうじん)

寿老人は「長寿」を表す七福神です。

中国由来の神様で、名前の通り長寿のご利益があるとされる神様です。

寿老人は福禄寿と同一視される神様ですが、それらの説など寿老人についてはこちらで詳しく解説しています。

寿老人とは七福神の長寿を意味する神様。他のご利益/福禄寿との違いも解説

実は上記の七福神以外にも、弁財天の代わりに吉祥天という神様が七福神に所属していたこともあります。

吉祥天についてはこちらで詳しく解説しています。

吉祥天のご利益/ご真言や祀られる神社/寺を紹介|有名な吉祥天女像も解説

七福神についての歴史などはこちらでさらに詳しく解説しています。

七福神とは|ご利益,名前の意味等解説 布袋/恵比寿/大黒天/毘沙門天/弁財天/福禄寿/寿老人