龍雲の意味とは|龍神雲とも言う形が龍の雲の様々な写真/画像をご紹介

龍雲 画像

龍雲とは|形が龍の雲は幸運の知らせ

龍雲とは名前の通り、龍のような姿をしている雲で、日本では古来から吉兆(幸運が舞い込む知らせ)と言われてきました。

龍雲の意味

龍雲は様々なとらえ方(意味)がありますが、おおむね古くから言われることは次のようなことです。

  • 龍神のご加護に預かっている証(ご利益に預かれる吉兆)
  • 何か幸運が舞い込む前兆
  • 時に悪いことが起きる前触れとも言われる。(地震雲等)

日本では、龍神雲とも言われる龍雲が吉兆であると考えられる理由には一定の理由はありません。

ただ、農耕が最も重要であった古来の日本において、雨を降らせる雲は恵みの雨とも言われますし、人々の生活を潤し豊かな生活をもたらすことから、龍の雲への信仰心が生まれたのではないでしょうか。

実際日本では、龍神様に雨乞いをして、雨が降り人々が龍神を奉るという伝承は各地に残されています。(文の後半でそれらの伝承の一部をご紹介します)

龍神やその信仰についてはこちらで詳しくご紹介しています。

龍神とは|龍神様の種類・意味、日本の龍神信仰/伝説・祀る神社をご紹介

龍雲を見たら写真を取り待ち受け画像にすると良い

龍雲の写真は待ち受け画像にすると縁起が良いや、幸運が舞い込むようになるとも言われますし、皆さんもぜひ撮ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに最近ではSNS上でたくさんの龍雲の写真を見ることができますが、それらの龍雲の画像を待ち受けにしても縁起が良いとも言われます。

龍雲かどうかについての真偽の判定は特に意識しないで自分が感じるままに写真を撮る・画像をダウンロードするのが良いと思います。

龍雲は幸運が舞い込む吉兆の一つ

龍雲については様々な説がありますが、最も有名な龍神様が守護してくださるという説があります。

龍雲とスピリチュアル

最近ではスピリチュアルを騙る人の中で龍神のご加護に預かっていると言い怪しい商売をしている人もいるようですので注意してください。

しかし、信仰心がなかった人でも龍神様のご加護で苦しい時も乗り越えられたという話は多くあります。

私も尊敬する平成を代表する経営者の一人、日本電産の創業者の永守さんは京都の九頭龍神社を信仰されていますが、元は全く信仰心がなかったそうです。

霊験あらたかな神社にお参りして、実際に開運したという話は古今東西あります。

それらの神社をお参りした時にふと空を見た時に龍の形の雲を見た時には龍神様のご加護に預かっていると考えて有難く精進したいものです。

龍の雲が夢に現れることのメッセージとは

実際の龍雲を見ることも吉兆ですが、夢占いにおいても、龍雲が夢に出てくることは吉兆だと言います。

夢で見る内容に関する論文は多く存在していますが、それらを駆使して夢の内容を意識的に龍雲に関するものにしてでも見てみたいものです。

龍雲の写真/画像

私がこれまで撮った写真に加え、一つSNSでも注目された見事な龍雲の写真をご紹介します。

龍雲の写真として撮ったものはないのですが、ふと見なおしてみて龍神様のようだなと感じたものです。

龍雲① 賀茂別雷神社(上賀茂神社)の白龍の雲

龍雲-龍の雲 画像① 白龍

上賀茂神社の名で知られる、世界遺産の賀茂別雷神社に参拝した時の写真です。

葵祭の行列が通る二の鳥居の前の参道でとてもきれいな景色だと思い撮ったところ写真上部の中ほどに龍神に見える龍雲が写っていました。

上賀茂神社は境内に龍神の神社として有名な貴船神社(京都府)の元となったと言われる新宮神社が建てられています。

この時、特別参拝として国宝であり一般の人は普段見ることができな本殿をまじかで見ることができとても感動しました。

龍神様(水神様)を祀る神社であり、幸運なことに日本古来から信仰される賀茂の神様のご本殿を間近で見れたこと、写真の龍雲を見つけたときは不思議なご縁を感じました。

龍雲② 仁和寺の龍の雲(難陀龍王のお姿)

龍雲-龍の雲 画像② 八大龍王

こちらは世界遺産、京都の仁和寺の二王門をくぐり、中門を取った際の写真です。

こちらもきれいな場所だと考えて撮っただけなのですが、後々見てみると写真左から右にかけて大きな龍雲があることに気づきました。

この仁和寺の龍雲のお姿は、観音堂に安置される二十八部衆像の難陀龍王像(なんだりゅうおう)という龍王像の龍のお姿に似ているなと感じました。

難陀龍王(なんだりゅうおう)は八大龍王で最も優れた龍王と言われる龍王様です。

龍雲③ 江ノ島の金龍の雲

こちらは私の撮った写真ではありませんが、あまりに美しい龍雲だということ引用させていただきました。

江ノ島は日本でも有名な龍神伝説のある地ですが、その地でこんなにも立派な龍雲を見ることができたのはとても有難いことですね。

江ノ島の江島神社は龍神の神社としても有名ですが、日本の龍神にまつわる神社・寺院についてはこちらで詳しくご紹介しています。

龍神の神社として有名な32社の関東/関西様々な寺社や場所をご紹介

龍雲④ 優雅に富んでるように見える龍の雲

龍雲-龍の雲 画像③

こちらは東京都のあきる野市というところで川沿いで撮った写真です。

こちらもきれいだと思って撮って後々見てみたら画面上部から左に向けてうねっている白龍さんの姿にも見える雲があるなと思いました。

この川の上流には龍神さんが狛犬さんのように出迎えをしてくださる養澤神社があります。

龍雲⑤

龍雲-龍の雲 画像④ 海上の龍神

こちらは伊豆半島(静岡)で撮った海沿いの写真です。

砂浜に映る雲の姿がきれいだと思って撮ったもので、後々見てみると雲が幾重にも重なっている雲が、一番上のものを筆頭に、どんどん龍の頭に見えてきたという写真です。

三浦半島は龍神にまつわる伝承の多い地域で、龍や鬼を使いこなしたと言われる修験道の開祖役行者もおられたところです。

龍の画像も待ち受けにすると幸運をもたらす

ちなみに、龍雲の写真を待ち受けにすると幸運が舞い込むと言いますが、他にも龍神さんにまつわる写真で、待ち受けにすると幸運が舞い込むと言われる写真はあります。

関東で有名な写真と言うと、三峰神社の拝殿の脇に突如現れた龍神さんの写真はとても有名です。

龍神 写真 画像

この龍神さんは突如として現れ、とても霊験あらたかと言われます。

不思議な赤い眼を持つ龍神さんですね。

龍雲と地震雲の説

龍雲は吉兆の雲と言われることが多いですが、別の説に、龍雲のような細く長い雲や、不思議な雲の姿が地震の前に起きる地震雲だという説があります。

龍雲 写真 地震雲

この地震雲と地震の発生に関しては科学的な統計結果が出ているわけでもなく、科学的にもつながりがあるとは言えないそうです。

日本各地にある龍の伝承と雲

日本では様々な地域で龍の伝承があります。

その一つに、様々な地域でよく似た龍が雲を呼び雨を降らせるというものがあります。

千葉や奈良、その他の地域でも伝承されるようですが、ある時、雨が降らず作物がこのままでは育たないとして、雨を降らしてもらえないかと祈祷をします。

すると龍が人の姿となって現れるのですが、龍王という格の高い龍が雨を降らせることを禁止しているために自分のような龍が雨を降らせると殺されてしまうと言います。

この後伝承によって、神様として祀るや、後の供養をきちんとするなど様々な交渉の末、龍が殺されることを覚悟の上、天に昇り雲を呼び、雨を降らせるという伝承があります。

このように人々にとって大事な雨をもたらす雲は龍神様と言い有難く拝むべきものだったのでしょう。