小寒とは|二十四節気で大寒とともに最も寒い時期を意味!2019年はいつか

小寒,二十四節気

小寒とは二十四節気のいつを意味する言葉?

小寒とは、中国から入ってきた二十四節気という季節を24つに分けたものの一つで、真冬を意味する言葉です。

小寒の読み方は「しょうかん」とそのまま読みます。

2019年の小寒は1月6日~1月20日

二十四節気上では、15日間それぞれの節気が担当するので、

小寒は1月6日からの15日間の期間を意味しますが、1月6日を小寒と呼ぶのが一般的になっています。

二十四節気は太陽の位置で決めるものであるため、年によっては1月5日からになることもあります。

ちなみに2018年は1月5日でした。

そもそも小寒の意味とは

小寒の本来の暦の上での意味は

寒さ激しく後に来る大寒に対して小寒と呼ばれる
出典:歓喜宝暦 神霊館 榎本書店

とされています。

小寒は二十四節気の23番目に位置し、冬至と大寒の間にある節気です。

冬至が一年で最も日照時間の短い日であり、冬至から大寒にかけて大きく気温が下がり寒さの厳しくなる季節です。

寒の入りを意味する

小寒と言う言葉をあまり聞いたことがない人は多いと思いますが、小寒は一般的に言われる「寒の入り」を意味します

冬本番の最も寒い時期である大寒を目前に、寒さが厳しくなるのが小寒です。

小寒と大寒の時期のことを最も寒い時期という意味で、「寒の内、もしくは寒中」とも言います。

大寒が明ける2月4日ごろを二十四節気では立春と言います。

一般的には立春の前日の節分の方が名称として有名ですが、
この節分の日まで、つまり立春の前日までを「寒の内」と呼び、立春からは「寒明け」という次第に寒さが和らぐという言葉で表現されます。

暦の上ではそうですが、実際2月はまだまだ寒いですね。

小寒にまつわる季節の言葉

小寒の時期は正月が明け、様々な行事が行われる時期でもあります。

寒稽古や寒中水泳といったものをニュースでも目にしますね。

そんな小寒の時期の季節の言葉や、行事について簡単にご紹介します。

寒四郎(かんしろう)

小寒から四日目を意味する言葉です。

この日は作物の麦の厄日と言われて、晴れるとその年は豊作と言われたそうです。

寒九(かんく)

小寒から9日目を意味する言葉です。

寒四郎の逆で、この日は雨が降ると、その年が豊作とされる日です。

小正月

1月15日もしくは、14日~16日の3日間を意味する言葉です。

寒中見舞い

寒中見舞いを出すのは、1月7日までの松の内が明けてから小寒・大寒の間と言われています。

鏡開き

鏡餅を切る行事の鏡開きですが、小寒の時期に行います。

関西と関東で時期が違うと言われていますが、1月11日に行う関東、1月20日に鏡開きを行う関西とされています。

七十二候で小寒を意味する言葉は

七十二候とは、二十四節気をさらに5日ごとに分け、一年を72に分けた季節を言います。

七十二候はその季節に起きる自然現象を表して、候という季節の区切れを表現します。

七十二候は二十四節気を三等分したものということで、二十四節気の中の最初の五日を初候、次を次候、最後の五日を末候と言います。

初候:芹乃栄(せりすなわちさかう)

春の七草の一つである「せり」が競り合うように生える時期でこの名前が付けられます。

次候:水泉動(しみずあたたかをふくむ)

気温はまだまだ寒いのですが、地中で凍っていた泉の水が溶け動き出すころという意味でこの名前が付けられています。
日照時間が徐々に長くなり、春に向けて動き出している時期です。

末候:雉始雊(きじはじめてなく)

雉が泣き始める頃そのままの意味です。

小寒と大寒は一年で最も寒い節気

これまで小寒の時期について詳しく見てきましたが、小寒と大寒は寒の内とも言われる、一年で最も寒い時期です。

正月を迎え、新春と言われていますが、雪も降り厳しい連日の寒さが答える日々ですので、健康管理に気を付けないといけません。

大寒の時期

小寒とよくセットで考えられる大寒についても簡単に解説をしておきましょう。

大寒は毎年、1月20日頃からの15日間を意味する二十四節気最後の節気です。

そもそもの意味としては、

歓喜最も甚だしき頃にて大寒という。
出典;歓喜宝暦 神霊館 榎本書店

一年で最も寒さが厳しく、極寒の時期を言います。

「小寒の氷、大寒に解く」という表現もありますが、小寒の時期の方が厳しい寒さのこともあります。

小寒と大寒の時期はおいしい食材が多くある時期でもあります。

暖かい食事と、健康管理をしっかりして乗り越えましょう。

小寒にまつわるお話

小寒についての暦・季節の話をしましたが、ここからは小寒の時期にまつわる食事や時候の挨拶についても解説をします。

小寒のころに旬を迎える食べ物

小寒の時期の代表的な食事と言えば、春の七草を使った七草粥や、脂ののった海の幸です。

春の七草(七草粥)

春の七草とは、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろを意味します。

小寒という寒さの厳しい時期に、生えてくるたくまし七草をお粥にして炊き、一年の無病息災を願って食べるという風習もありますね。

また、正月はおせち料理やお雑煮等々、様々な御馳走を食べ胃腸が疲れるとのことから、1月7日の松の内が明ける(正月が終わる)「人日の節句」に、胃腸を思いやって食べるという意味もありますね。

1月に旬の食べ物は他に、アンコウ、フグ、金目鯛、きんき、ヒラメ、鱈という魚類が多くあります。

脂がのった魚を鍋や煮つけで体があったまる料理としておいしく食べられる小寒はよい季節ですね。

新陳代謝が下がり、体も冷えやすいので体が温まる料理を積極的に食べましょう。

小寒の候等挨拶表現

小寒の候という時候の挨拶もありますが、この時期に使える挨拶表現は他に、

「新春の候、初春の候、厳寒の候」と言った表現や、

「松もとれ、厳しい寒さが続きますが…」

このような表現をメールや手紙で使うとよいでしょう。